01ABOUT RECOPICK®

RecoPick®とは

「レコピック」は対象物の出入りやロケーションの管理を、正確かつ効率的に支援するRFID管理システムです。テイジン独自開発の2次元通信シート、「セルフォーム*」をアンテナシートに活用し、物品に貼付したUHF帯ICタグの情報を読取り、履歴情報をデータベース化することで、正確かつ効率的な物品管理を実現します。
*「セルフォーム」:東京大学発のベンチャー企業である株式会社セルクロスが開発した2次元通信技術「@CELL」と、テイジンのシート製造技術を用いて開発した2次元通信シート

RFIDとは
02FEATURES_01 LOCATION

様々な場所に設置可能

アンテナシートは厚さ3㎜弱と薄く軽いため、棚のみならず天井・壁・床・設備など様々な場所に設置できます。また、独自のシート構造により、設置場所の様々な材質に対応できます。これらの特徴のため、「レコピック」ではシステム導入のために専用の棚などを必要とせず、導入にかかるトータル費用を抑えることができます。

03FEATURES_02 STABLE QUALIT

高い読取精度

「レコピック」では、「セルフォーム」をアンテナシートに活用し、強い電波をシートの表面近傍にのみ局在化させています。このような特徴のため、電波の反射や干渉の影響を低減させることができ、高い読取精度を実現しています。右図はアンテナシート上における電磁界分布イメージです。
電波が強い部分が赤く、弱い部分が青く表示されていますが、シート近傍のみ安定した電磁界分布となっているため、「読みすぎ」「読みムラ」がほとんどありません。

04FEATURES_03 CONTINUOUS MONITORING

常時監視の実現

「レコピック」ではアンテナシート上の対象物に貼付したICタグ情報を読取り、履歴情報を常にデータベース化しています。

05FEATURES_04 FLEXIBLE SYSTEM

組み込みやすいシステム

「レコピック」が、管理対象物の履歴情報をデータベース化しているため、RFID管理システムの構築に要するお客様の工数を大幅に削減できます。
また、WEB APIを通じて導入先システムと連携を行うことができますので、導入先システムのOSを選びません。

その他の特徴

06UTILIZATION_01 DIRECTIONAL ANTENNA

指向性の高いアンテナ

「レコピック」は強い電波をアンテナシート表面近傍に局在化させることが1つの特徴ですが、テイジンはこの技術を応用し、指向性のある電波を放射することができるアンテナを独自で開発しました。一般的なUHF帯のアンテナでは電波が放射状に広がるため、読取りたいICタグ以外の周辺のICタグも同時に読み取ってしまうことがありますが、「レコピック」では独自開発したアンテナを用いることで、読取りたいICタグのみを正確に認識できます。

07UTILIZATION_02 VISUALIZATION

モノの動きの見える化

「レコピック」によりデータベース化された履歴情報から、これまで把握できなかった対象物の正確な利用動向を分析することで、動線管理やトレーサビリティの確保、在庫の適正化など様々なシーンに応じた効果が期待できます。